債務整理のお悩み110番

住宅ローンや奨学金、毎月の借金返済に悩んでいる方へ。自己破産だけじゃない、円満解決の道をご案内します。

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借金がチャラになる最後の手段「自己破産」とは

      2015/07/31

自己破産は人生の脱落者?

自己破産と聞くと人生の脱落者の烙印を押されたようなイメージがあるかもしれません。

ギャンブルや浪費のために借金を繰り返し、返済不能になった人がやがて自己破産する、そんなイメージでしょうか。

けれど自己破産は本来、真面目に生活していて何らかの理由で返済不能になった人や多重債務に陥ってしまった人を救済する制度です。

ギャンブルや投資ための借金であった場合、自己破産の申し立てをしても免責決定がおりない場合があるのです。(免責不許可決定

自己破産では自分の欲のまま重ねた借金は容易にはチャラにできません。

不測の事態で返済不能になった真面目な人々に新たなスタートをきってもうらうための制度なのです。

突然のリストラや事故、または病気で働けなくなり返済できなくなる事もあります。

借金して立ち上げた事業がうまくいかず負債を抱えてしまうこともあります。自己破産

律儀な人ほど、借金を返済しようとして新たな借金を重ね、借りれなくなるまでこれを繰り返してしまうこともあります。

現時点で収入がなく、返済できるあてが全く無い人が自己破産の申し立てをする事になります。

 

自己破産のメリット・デメリット

自己破産の一番のメリットは、免責決定がおりればすべての借金の支払い義務が一切なくなり、新たな再スタートがきれるようになるということです。

これは今まで借金に苦しんできた人には大きなことです。

私も免責決定があったと弁護士から知らされたときには、すべての景色が色鮮やかに見えるようになりました。

その後は今に至る10年間、一切の借金をせず真面目に細々と生きていますが、返済に頭を悩ませ、取り立ての電話に怯えていたあの頃に比べたら、何倍も幸せです。

一方で自己破産によるデメリットもあります。

 

・車やマイホームなどの財産を処分しなければならない

自己破産を申し立てると、保有している財産は最低限を残して全て、全債権者に債権額に応じて分配されます。

具体的には99万円以上の現金、20万円を超える預金や退職金・有価証券・車などが配分対象となります。せっかく手に入れたマイホームを手放したくない人は、こちらも合わせて読んでみてください。⇒任意売却とは?

 

・免責が決定するまで特定の職業につけなくなる

自己破産すると税理士、弁護士、税理士、宅地建物取引主任者、生命保険募集人、旅行業務取扱管理者、警備員等などの職業につけなくなりますが、免責事由の決定までのほんの数ヶ月の間です。免責決定がおりればこれらの制限は解除されます。

 

・免責が決定するまでは、引越や旅行に制限がかかる。

自己破産すると裁判所の許可無く自由に引越したり旅行に出かけたりすることが制限されます。それも免責決定までの数ヶ月の間なので、それほど大きなデメリットにはならないでしょう。

 

・金融機関のブラックリストに記載されます

自己破産すると信用情報センターに自己破産者として登録が行われます。情報が削除されるまでの5~7年間はクレジットカードを作ることも、ローンを組むことも難しくなります。私の場合は、借金からのデトックス期間と受け止めています。

 

・借金の連帯保証人がいる場合は迷惑をかけてしまう

自己破産して免責決定がおりても借金の連帯保証人には免責が適用されませんので、帳消しになった債務は連帯保証人に請求されることになります。ほとんどの場合、一括返済を要求されるようです。親戚や友人などに連帯保証人になってもらっていることがほとんどだと思いますが、関係が壊れてしまうことも考えられます。いずれにせよ、自己破産する前に誠意をもって事情を説明し、謝罪することが大切だと思います。

 

その他にも官報(政府の日刊紙)に名前が載りますが、そもそも普通の人は官報を見たこともないと思います。

参考サイト:ネット版官報

 

自己破産のメリット・デメリットをざっと紹介しましたが、一生を棒に振るようなデメリットはありません。

クレジット決済が使えないという不便も、Visaデビットなどでカバーできます。

自己破産とは、新たなチャンスを与えられ、生活を立て直すことを目的とした救済制度ですので、これらのデメリットよりもメリットのほうが大きいと言えます。

きちんとした弁護士さんに依頼すれば、すべてはうまくいき、数ヵ月後には新たな人生のスタートをきることができるでしょう。

 

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